お施主様のこだわりで、今回の住宅には「スライドルーフ（開閉式屋根）」を設置することになりました。
スライドルーフとは、天体観測や天文台などに使われる、屋根が横方向にスライドして開閉する特殊な屋根のこと。
観測専用スペースに天体望遠鏡を設置することで、屋根が開いた状態で空を直接とらえることができる設備です。
この日は朝から、屋根の上にスライドルーフを設置する作業が行われました。
クレーンで吊り上げられた屋根パーツを、慎重に大工さんたちが設置していきます。
望遠鏡を設置する予定の場所は、建物内部から太い鉄柱でしっかりと支えられています。
この鉄柱は、地中から基礎をとって設置されており、望遠鏡の重量や揺れに耐えるように設計されています。完成後は壁に隠れて見えなくなりますが、観測機器の安定性を保つために、重要な役割を果たしています。
無事にスライドルーフの設置が完了し、現在は閉じた状態で屋根に収まっています。
今後、内装工事とあわせて、電動開閉の仕組みなども整えられていく予定です。
完成後の様子は、またあらためてブログでご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに。
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