ZEH（省エネの家）

快適で省エネ、光熱費削減を実現する「ZEH」

ZEHとは Net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略です。建物の断熱性能を高め、高効率な設備を使用することで使うエネルギーを削除し、太陽光発電などでエネルギーをつくり、一年間で消費するエネルギーの量を実質ゼロにします。

国は2050年カーボンニュートラルの実現を目指すために建築物の省エネルギー対策を進めています。そのため「2030年以降、新築される住宅について、ZEH基準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2050年までにはストック平均でZEH水準の省エネ性能確保を目指す」といった方針を発表しています。これから住まいを検討する際は、省エネルギー対策が必須になってきます。その中心的存在がZEHです。

ZEHのメリット

ZEHにすることで、室内の温度差が少なくなり、ヒートショックの原因を減らすことができます。また、光熱費の負担が軽減するほか、補助金や減税制度などの優遇制度が利用できます。さらに太陽光発電や蓄電池など、電気をつくり、ためる設備があれば、災害時の備えにもなり、災害からくらしを守る住まいを実現できます。

家を建てる時はUA値とC値に注目

ZEHを満たす住まいを建てる場合だけでなく、省エネルギー対策のためにも、住まいの基本性能を高めることは重要です。そこで注目したいのが、断熱性の基準を表すUA値と、気密性の基準を表すC値です。断熱性はもちろん、気密性もしっかり確認したいものです。断熱性能が高くても気密性能が低いとすき間が多いので、外気が室内に入り込みやすく、夏は暑く、冬は寒い家に、断熱性と気密性の両方を高めないと冷暖房の効果も十分に得られなくなります。

国による住宅の断熱性能を高める動き

最近は、日本でも断熱性能について意識が高まりつつあります。それでも寒い地域の北海道よりもアメリカの温暖な地域の断熱基準の方が厳しいなど、海外の断熱基準と比べると日本はまだ見劣りがするレベルです。そこで日本でも住宅の断熱性能を上げるため、国の基準が改訂され、2022年に断熱等級5〜7が新設されました。2025年度からは断熱等級4以上が義務化され、断熱等級3以下つまり断熱性能の低い住宅は建てられなくなります。

電気の自給自足を目指す「ZEH」

ZEHは、高い断熱性能と省エネ設備で消費エネルギーを少なくし、太陽光発電システムでエネルギーを創ることで、エネルギー収支をゼロ以下にする住まいのことです。堀崎ホームのテクノストラクチャーの家は、ZEHにすることが可能ですのでご興味があるお客様はぜひご相談ください。家族にも家計にも優しいスマートな暮らしを実現します。